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西城秀樹のおかげです

4150307725西城秀樹のおかげです
森 奈津子

早川書房 2004-11-09
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 書館で借りて読んだ本が文庫になって、再度購入するというのはそれだけ気に入っているということだろうか。文庫版の表紙はなかなかですな。っていうか、カバーつけないと、人前で読めない。短編集なので、1作ずつ。

『西城秀樹のおかげです』
 表題作。人類滅亡した中、ただふたり生き残ったデカ女と中年のゲイ。生き残った理由は、まさに西城秀樹のおかげなのだが。ま、それは置いておいて。この話を最初に読んだ日は、たまたま映画「A・I」を観た日だった。結末がまるで同じだったのに驚いた。1つのパターンなんだろう。映画では感動として、この話では身も蓋もない欲望ほとばしりでしたが。
『哀愁の女主人、情熱の女奴隷』
 一番笑える。会話が可笑しい。バイセクシャルでマゾヒストがいかに最強であるかを教えてくれます。
『天国初ゴミ箱行き』
 来世をの人生プランを選べるとしたら? というわけで、人生プランナーが見せる3つの例。そりゃ、3つ目を選ぶ人はいないでしょ。
『悶絶!バナナワニ園』
 バナナワニ園行ったことあります。何故、バナナでワニなのかは行っても判りません。名前どおりに、バナナとワニがいます。この妙な取り合わせが気になって書かれたお話でしょうが、バナナしか活かされていません。ワニはどうでもいいのでしょうか?いいのかもしれない。
『地球娘による地球外クッキング』
 食欲と性欲と読書欲の争いは何が勝利するかという命題に取り組んだ作品。なんて、わけもなく。陳腐でしょーもない異星人がステキです。
『タタミ・マットとゲイシャ・ガール』
 「蚊」というゲームのために書かれたそうだ。妙なゲームがあったもんだ。かすかに記憶にありますが、クソゲーな予感がする。ゲーム・クリエーターにはマニアックな人多いから、時々こんな珍品が出来るんだろうなぁ。
『テーブル物語』
 普通のエロ小説。空色の瞳の奴隷少女を妄想してしまった。
『エロチカ79』
 ノーマルな不良とアブノーマルな優等生はどちらが強いか。もちろん、多数派のノーマルは少数派のアブノーマルを引き立てる存在なのだ(そうか?)。この話も会話がオモシロイ。山口百恵ではなく、生徒会長の智子がたいへん魅力的です。

 かつて、西城秀樹がTV番組で、「どんな本を読みますか?」と聞かれ、「SM小説、いや、間違えた。SF小説」と答えて、相手に引かれていた。わたしは、秀樹がジョークのつもりで滑ったと思ったけど、本気にしている人が多かった。今でもあれは、ジョークのつもりで滑ったんだと思っている。森奈津子もこのエピソードが記憶にあって、書いたのかもね。SFでSMでエロで、爆笑な短編集です。
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テーマ : 短編小説
ジャンル : 小説・文学

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