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文学刑事サーズディ・ネクスト1 ジェイン・エアを探せ

文学刑事サーズデイ・ネクスト〈1〉ジェイン・エアを探せ!文学刑事サーズデイ・ネクスト〈1〉ジェイン・エアを探せ!
ジャスパー フォード Jasper Fforde 田村 源二

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はじまりはディケンズだった。死体は、まぎれもなくディケンズの作中人物だった―。わたしはサーズデイ・ネクスト。“文学刑事”だ。元“時間警備隊”の父は、いまは時空のなかを逃げ回る身の上、最愛の兄はクリミア戦争で疑惑の死を遂げた。わたしはといえば、昔の恋をひきずったまま結婚もせず、地道な捜査ひとすじ。ふだんは殺しとは無縁の文学刑事のわたしが、いくつもの顔を持つ悪党ヘイディーズを追って、“現場”である本のなかへ向かうはめに…。意表をつくアイデア、トンデモナイ展開。本好き必読の“文学刑事シリーズ”第一弾。



 上記の紹介で、わかります?
かな~り、アクの強い小説でありました。話が横道にそれること十数回。読む方は集中力を保つのが大変だった。このへんの感覚は、「ブリジット・ジョーンズの日記」に近いかも。
 クリミア戦争がまだ続いているし、時間警察なるものがあるし。冒頭の一文は「わたしの父は時計を止められる顔の持ち主だった」だし。時間を止められる顔って、なんだよ;
 時代設定は、ちょっと前のイギリス。クリミア戦争といえば、ナイチンゲールしか思い浮かばない歴史知識なわたし。このクリミア戦争が話全体にどういう意味をなすのか最後まで判らなかった。話が進むと、吸血鬼や狼男退治の話も出てくるし。何回か途方にくれてしまった。
 半分以上過ぎたところで、やっと、本筋のジェーン・エアへ。主人公の伯父さん、マイクロフトが発明した「文の門」は小説の世界に入れるというとんでもない装置。この伯父さんの発明は「翻訳カーボン紙」とかなかなか魅力的です。ちょっと欲しいかも。
 24の悪役のような、とんでもない悪党ヘイディーズが「ジェーン・エア」の中から、主役のジェーンを誘拐。本人は「ジェーン・エア」の中に逃げ込んでしまい、サーズディも「ジェーン・エア」の中へ。
主人公のいない「ジェーン・エア」の世界は、途方に暮れています。サーズディがジェーンの恋人のロチェスター氏の協力の下、悪党ヘイディーズと対決へ・・・。最後は、かなりのご都合主義ですが、これはこれで悪くない。ちょっと可哀想な役割だった、ロチェスター夫人のバーサを活躍させるなんて、作者はなかなか気が利いています。な~んて判った風なこと言っていますが、わたし、「ジェーン・エア」の細かいところが覚えていません(おおまかなとこは覚えてますが)。子供の頃に子供向けで読んだきり。高校くらいに読んだうえ、「ガラスの仮面」や昼ドラ「愛の嵐」でフォローされた「嵐が丘」とは、覚えていることが違う。そもそも、「ジェーン・エア」と「レベッカ」が途中からごっちゃになるのだ。
 次回のサーズディの活躍がポオの「大鴉」。ますますよく判らない(はあ)。

 やたらと脇道にそれるのは困ったが、全体的には面白かった。あのドードー鳥をペットにしているところなど、ちょっと羨ましい。あったりまえだが、「不思議の国のアリス」でしか見たことのないドードー鳥。アリスの絵はいろいろあるけど、ドードー鳥に関しては、子供の頃に読んだ本の絵が良かったなぁ。誰の絵なのか、今となっては全然判らないが。って、全然違う話になってしまった。
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