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マドモアゼル

 近観た映画の内容はかたっぱしから忘れていくのに、遠い昔に観た映画はよく覚えている。ある程度の年を重ねた(婉曲表現)人なら、納得していただけると思う。
 映画秘宝アメリカ映画特電で今回取り上げられていた、フランス映画「マドモアゼル」。初めて、ポッドキャスティングとやらを体験いたしました。PCでも聞けるんだけどね。評者の町山氏は、小学生の時にNHKで観たと言っていたけど、わたしが観たのは昼下がりのTV東京だったと思う。監督が英国人で、脚本にジャン・ジュネとマルグリッド・デュラスが協力していたなどと、「へぇ~」という周辺情報を知ることができました。

 さすがに、全体像を覚えているわけではないのですが、ところどころのシーンは覚えている。ジャンヌ・モローがイタリア男のたくましい身体をみて、生唾ごっくんするとことか。放火するシーンとか。フランスの田舎町でよそ者として孤立するイタリア男に、少々でも好意を持つ村人のひとりに、「そのクセ(女好き)で、酷い目にあうぞ」と忠告されてるのに、イタリア男は「こればっかりは、治らないんだよ」と言い訳。村人の忠告通り、マドモアゼル(ジャンヌ・モロー)で命を落とす羽目となってしまうのでした。
 ジャンヌ・モローとイタリア男が、森の中で獣のように抱き合った後、連れだって村へと帰ってくる。村人たちに見とがめられると、ジャンヌ・モローは、男からつぅーっと離れ、「彼に犯された」と告げる。びっくりするイタリア男。村に起きた、様々な災難(すべて、マドモアゼルの仕業)の犯人と思われてたこともあり、イタリア男は村人達にリンチされ、惨殺されてしまう。

 町山氏は、ラスト・シーンにも言及されておりまして。全てを知る少年(イタリア男のひとり息子)が、パリへ向かうマドモアゼルを見て唾を吐くとこを語っていました。わたしは、その後のマドモアゼルの歯牙にもかけないという表情が、強く印象に残りました。

 というわけで、何の救いもない映画。何も悪いことしてないどころか、人助けまでしているイタリア男は無惨に殺され。その息子は、天涯孤独。悪い悪~い女は、村人の賞賛をあびながら、パリへと旅立つ。子供の頃のトラウマ童話である「きつねのさいばん」で耐性のあるわたしではありましたが、この「悪は栄える」な映画(そのうえ、エロチック)は、かなりヘビーな内容でした。これって、町山氏やわたしのように、たまたま見たテレビ映画で見たって人が大半なのでは? そういう映画体験もまた良しかな(と強引にまとめる)。

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観た事ないけど面白そうやね~。悪いやつの映画って好きよ。

なかなか観る機会ないだろうけどねぇ。
大人になって観ると、また違うだろうなぁ。

観たことないけど、ふぉあの感想(?)を読んでたら「ダメージ」(ジュリエット・ビノシュだっけか?)を思い出した。ちょっと違うけどさ。女は涼しい顔でハッピー、男はアレレ;?な部分で重なった(笑)

ビノシュにモローに、フランス女は怖いのぉ
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